乳幼児健診は、
お子さまの発達を知る上で、
非常に大切な役割を
果たしています
当院で受けられる健診は
「9~10ヶ月健診」です。
9〜10ケ月健診
・公費で受けられます(乳児健康診査受診票の利用) ※有効期限は1歳のお誕生日の前日までです。
・ハイハイやつかまり立ち、言葉や真似をするなどの発達や発育を確認します。
出産された医療機関で
受けることをお勧めします。
1ケ月健診
・公費で受けられます(乳児健康診査受診票の利用)※有効期限は1歳のお誕生日の前日までです。
・分娩前後の状況、お子様の出生後の状況をしっかり把握されているので、出産された医療機関で受けることをお勧めします。また、ガスリー検査(先天性代謝異常)の結果を知ることができます。
お住まいの市や区の
保健センターで行われる健診
3~4ヶ月健診
・お住まいの市や区の保健センターでお受けください。
・名古屋市在住の方は、お知らせが届きます。
・首のすわり、笑顔や声を出す、音への反応があるかなどを確認します。
1歳半健診
・お住まいの市や区の保健センターでお受けください。
・自立歩行が始まっているか、有意語があるかなどを確認します。
3歳児健診
・お住まいの市や区の保健センターでお受けください。
・集団での行動、どの程度の会話ができるかなど、言葉や日常生活面での発達状態や発育を確認します。
・3~4ヶ月健診・1歳半健診・3歳児健診につきましては、日時が決められているのでご注意ください。
・「広報なごや」にも日時がでています。お忘れのないようにお受けください。
持ち物
・母子手帳を必ずご持参ください。
・乳児健康診査受診票がない方は自費となります。
※ 当院を初めて受診される方で、「初めての方・久しぶりの方の問診票」をダウンロード・印刷できる方は、事前に ご記入の上 お持ちください。
乳児期にかかりやすい病気
風邪
やはり一番かかりやすい病気は風邪でしょう。風邪はウイルスが原因で発症し、鼻づまり、咳、熱、下痢などの症状が現れます。ミルクや離乳食は通常通りに与え、経口補水液などでこまめに水分補給をすることを心がけましょう。通常3日から5日くらいで症状が落ち着いてきます。
突発性発疹
風邪などの症状もなく突然38度〜40度くらいの高熱が出ます。特徴としては、下痢になり、体中に赤い発疹症状が現れます。風邪と同様に3日〜5日で症状は落ち着きますが高熱が出るので中耳炎に注意しましょう。まずはお近くの医療機関、小児科にご相談ください。
百日ぜき
0歳児に多く、三種混合ワクチンが済んでいない時期に発症します。大人から感染し発症するケースが多く、熱は微熱程度ですが、咳がひどく咳の後にヒューと音を立てるのも特徴の一つです。0歳児ですので、咳がひどい場合は命の危険性もあるので必ず病院を受診しましょう。
ロタウイルス下痢症
ロタウイルスが原因の病気で、便の色が白っぽくなり、嘔吐を伴うのが症状の特徴です。2歳くらいまでに大多数の赤ちゃんが経験する病気になります。脱水症状になりやすい状態ですので、ミルクや、経口補水液などでこまめに水分補給することを心がけましょう。また感染力が強いのでオムツなどの処理にもゴム手袋をはめるなど衛生管理にも気おつけましょう。
赤ちゃんの様子に
気づいてあげて下さい
いつもと様子が違う、ぐったりしていたり、ずーと泣いて泣き止まない、抱っこすると体がほてっている、ミルクや母乳をあまり飲まないなど赤ちゃんは言葉で伝えることができないのでこのような形でお母さんに伝えています。お母さんだから気づけることもあるかと思います。このような症状が出たらまず一度、お近くの医療機関、小児科に相談してみて下さい。何らかの病気にかかっている可能性もあります。お母さんだから気づける小さな赤ちゃんの変化に気づいてあげて下さい。